固定資産税は、市町村税に分類される税金のことを指します。 この税金は、現在あなたが所有している土地や家(一戸建て、マンション)、また保有している償却資産などにかかる税で、毎年1月1日の時点で登記簿謄本に記載されている土地や家屋、償却資産の所有者に課税義務が発生します。市町村税、つまりあなたのお住まいになっている市町村に納める必要があります。
償却資産とは
償却資産とは、簡単に言うと、会社や個人経営などで使用する機械や器具、備品のことを指します。- 構築物であれば・・・駐車設備、門、塀など
- 機械・装置であれば・・・印刷機械、電動機、大型特殊自動車など
- 船舶であれば・・・漁船、ボート、貨客船など
- 航空機であれば・・・飛行機、ヘリコプターなど
- 備品であれば・・・パソコン、コピー機、厨房機器、冷蔵庫、机、椅子、ロッカー、じゅうたん・カーテンなど
固定資産税の計算方法
本題に戻りますが、所有または保有している土地、家(一戸建てやマンション)、償却資産(※会社・個人経営していえる人のみ)の価格をもとにして算出される固定資産税評価額に標準税率1.4%を掛けた額が固定資産税となります。 つまり、- 固定資産税 = 固定資産税評価額 × 1.4%
固定資産税評価額とは
ここで新たなワードが出てきました。それは固定資産税評価額です。 固定資産税評価額とは、総務大臣が定めた固定資産評価基準をもとに各市町村が査定した資産の評価額のことです。 あくまでも、おおよその税率ですが、- 土地であれば・・・時価の60〜70%
- 建造物(一戸建てやマンションなど)であれば・・・建築費の50〜70%です。
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