マンションにかかる固定資産税について。
不動産に関する税金は色々な軽減税率が関係してきます。固定資産税についても一戸建て、マンションそれぞれ条件が異なっています。例えばマンションの場合1戸あたりの床面積が40㎡以上、280㎡以下の条件であるなど一定の要件を満たせば5年間半額となる優遇措置があります。また、平成24年3月31日まで新築された家屋であること、3回以上の中高層耐火住宅など条件に満たしていることが必要です。
一生でかかる税金の割合
また、固定資産税は一生支払い続けるものですから、建物の評価額にも左右されます。マンション、一戸建て共に新築時に3000万円で購入したとしましょう。建物評価額×1.4がかけられるのは同様です。ただし同等の金額だとしてもマンションのほうが評価額が上がりやすいため、30年間固定資産税を支払い続けた場合、一戸建てのほうが200万円近く安くなる可能性が高くなります。マンションは鉄筋コンクリート作りですが、一戸建ては木造住宅となるため長持ちしないと考えられています。そのほか、マンションには共用部分も価格に含まれるため、一般的には評価が高くなりがちで、それに対する固定資産税も上がりやすいのです。
マンションは資産価値が長く続く
マンションの評価額が高く固定資産税が高くなるということは、生涯住み続けるには総額の税額で損ですが、途中で売却する際には有利となります。木造戸建て住宅を30年で売却しようとすれば建物の金額はほぼ無くなるのに対し、マンションなら外壁などの修繕もこまめに行われ、鉄筋コンクリートという特製上、まだまだ住むことができると評価されます。途中で売却しその金額で第二の人生を過ごす住宅を確保するという考え方もできます。また、マンションの場合土地の割合が狭く、室内も戸建てに比べると広くないため年間の固定資産税の割合はそれ程高くならないのが一般的です。
ライフスタイルによる違い
どちらが有利かは住み替えのしやすさ、税金の総額など色々な面で考慮すべきではないでしょうか。更にマンションの場合は修繕費積み立て、管理費、駐車場などを考え総合的に判断すると分かりやすくなります。]]>
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