引き渡しまでにしておくべき準備や確認について。

不動産売却相手との交渉も重要ですが、その後に行う、実際の引き渡しまでの準備も欠かせません。契約関連や支払いなど、専門的な手続きや書類等が複数必要となるので、あらかじめチェックしておきましょう。

行っておくべき準備と確認

準備や確認以外にも、引き渡しに備えてさまざまなことを意識しなければならないので、慌てる前に、しっかり頭の中で整理しておきましょう。 まず準備すべきものとしては、「所有権移転登記」「抵当権の抹消」が挙げられます。前者は、一般的に司法書士へ委任する形で手続きするものです。任せるまでに、必要書類の種類や内容をしっかりチェックして、登記に備えましょう。場合によっては時間がかかることもあるので、余裕を持って準備しておくべきです。後者は、ローン返済と抵当権抹消に備えたものです。不動産会社の他、金融機関とも相談しておきましょう。 確認項目としては、「土地の実測」や「境界」、そして「現地」についてです。これらの情報や状態に不備があると、後々トラブルの原因にもなりかねないので注意しましょう。

期日以前に引っ越しを済ませる

引き渡す家は、完全にクリーンな状態にしておくべきです。そのため引き渡し当日以前に、引っ越しを完了させておく必要があります。引っ越し後には、クリーニングや補修箇所の見直しなども行うべきなので、数日前には荷物などもすべて移動しておけるよう心掛けましょう。その他、什器・備品関連のチェックや。ガス・水道・電気などの公共料金における支払いや引っ越し手続きも済ませておくようにしましょう。 最後に、準備しておくべき書類等についてです。主なものとしては、登記関連書類等や、実印・登記費用・実測図・境界確認書・各種支払いで生じた領収書・買い主へ引き継ぐもの一式、そして仲介手数料などとなります。契約や交渉内容に応じて、これらに加えての必要物、また逆に必要ないものなども出てくるので、臨機応変に対応して下さい。]]>

関連記事

  1. 土地の売却の前にやっておくべきこと。

  2. 不動産売却における相場を調べるには。

  3. 売却する不動産に傷・欠陥等が見つかった際の対応。

  4. 不動産査定

    家の売却を不動産会社に依頼するメリット・デメリット。

  5. 不動産売買の際にかかる税金について。

  6. 不動産査定サイトを使うメリット。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。